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コラム
税務処理を担当する立場なら、税務調査の基礎は抑えておくべきです。
税務調査は秋に多いといわれていますよね。本当にそうなのでしょうか。
今回は、税務調査の時期などについてご紹介しましょう。
税務調査には、何年ごとに行われるという決まりはなく、会社の規模、業績、業種などによって、周期は異なります。
毎年のように調査が行われる会社もあれば、20年以上も調査がこない会社もあるのです。
一般的な中小企業では、多くても3年に1回ほど。
というのも、1回の税務調査で3年分を調べるというのが一般的だからです。
また、2~3年のうちに消えてしまう会社もあるので、少なくとも3年程度は経ってみないと、調査の対象にするだけの会社かどうかもわからないということなんですね。
規模の小さな会社では、5年、7年、あるいは10年に1回というペースで税務調査が行われているようです。
一般的にいえば、設立2年目で税務調査が入る可能性は低いといえそうですが、設立2年目でも、1期目が大幅な黒字であったり、税務署が何かの疑問を持つような点があれば、調査が行われることもありますので、油断はできません。
税務調査には、調査が入りやすい季節というものがあります。
税務署の内部的な事情によって、税務調査を盛んに行う時期と、ほとんど行わない時期というものはあるようです。
税務行政にはサイクルがあり、7月1日から翌年6月30日までを一つのサイクルとしています。
これは税務署の事務年度といわれるもので、この事務年度に合わせて、毎年6月末から7月初めにかけて、定期的に人事異動が行われています。
このサイクルに合わせて、6月頃までに提出された申告書は、7月、8月中に内容をチェックし、9月~12月の間に実地調査を行うことが多いようです。
秋に税務調査が多いといわれているのも、こうした事情によるものなんですね。
逆に、1月~3月にかけては、所得税の確定申告の時期なので、税務署も税理士も忙しく、調査はあまりないようです。
税務調査は、いつ入ってもおかしくないと思っていたほうがよいのですが、以上をふまえて、やはり、秋は調査がある可能性が高いとして、特に心の準備をしておくとよいですね。
例えば、税務調査に強い税理士に相談するということは準備としてとても有効です。
このとき重要なのが、「税務調査に強い」こと。
税務調査経験が少ない税理士だと、実際の調査の流れがわからず、的確なアドバイスが出来ない場合もあります。
手前味噌ですが、当事務所の「税務調査の緊急医」サービスでは経験豊富な税務調査専門部隊をご用意し、実際に税務調査を行っていた国税・税務署OBのスタッフもおりますので、税務調査に不安でしたらご相談ください。
※記事に含まれる法令等の情報は、記事作成時点のものとなります。法令等は随時変わる可能性がありますので、本記事を実務に生かされる際には最寄の税務署か税理士へ確認してください。