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税務調査への対応策

税務調査を税務のプロである税理士に任せるべき理由とは?

経営者にとって税務調査というのは何度経験しても恐ろしいものです。
例えしっかりと帳簿をつけていても実は見落としがあるのではないかという不安は拭いきれません。
中には「一部書類を紛失してしまった!どうしよう」という人もいるでしょう。
問題になるかもしれないものがあった場合、その後にどのようなことが起こるのか。それは漠然としか想像できないのではないでしょうか。
その結果、必要以上に税務調査に対して恐れを抱いている声を多く耳にします。

そのような不安は、税理士に依頼することで解消することができます。
ただでさえ税務調査の現場というのは、難しい専門用語が飛び交うこともあり、相手のペースに飲まれがち。
税理士に任せておけば、有利な状況で税務調査を進めていくことも可能です。
今回は税務調査をプロに任せたほうがいい理由をお伝えします。

◎税務調査における税理士の仕事とは

「なぜ税務調査をうまく乗り切るために税務調査は税理士に任せるべきなのか」を考えるために、「実際に税理士は税務調査においてどんなことをするのか」をご紹介しましょう。
経営者は経営のプロではあっても税務の知識を持っていることはそれほど多くありません。
そのらめ、税務調査で「何を」「どんな角度から見て」「どんな基準で判断しているのか」はわからないことがほとんどです。
説明を聞いても前提となる知識を持っていないことが多いので、しっかりと理解するのは難しいことでしょう。
この「何をやっているのかよくわからない」という事実こそが、経営者が税務調査を必要以上に恐れる原因となっています。

税理士の仕事は、そのような「よくわからないこと」を可視化してその不安や怖れを解消させることです。
例えば税務調査の過程でわからない質問をされたら、代わりに答える。
そのうえで経営者にわかりやすいように説明する。
税務調査の可視化による安心感こそが、税務調査を税理士に任せるべき最大の理由です。

また、不正や不備の自覚がある人の中には、税務調査を受けた後に起こりうる問題の発覚とそれに伴う懲罰に関してかなりの不安を抱く人も多くいます。
中にはそのプレッシャーに精神疾患を患う人や、それ以上に追い詰められた行動に出る人もいるほどです。
実際に経験しないとわからないほどの大きなプレッシャーが経営者にかかります。

この原因も、税務調査の不透明さです。
依頼した税理士に自分が今不安に思っていることや疑問点を相談すれば、「回避できることは回避する」「回避できないものはどのくらいの追徴税が来るのかをしっかりと把握する」といった「目に見える」対応をするので、漠然とした不安に悩む必要がなくなります。

経営者は会社の柱。
その柱が精神的に追い詰められていては、本来その先に続くであろう事業にも大きな悪影響をもたらしてしまいます。
そのような最も避けるべき事態になる前に、気持ちの切り替えをお手伝いするのが税理士の仕事です。

ただしこの時に一つ経営者の方に約束してほしいことがあります。
それは、「税理士に絶対に嘘をつかないこと」。
伺った内容が偽りであった場合、税理士としてもカバーすることが非常に難しくなります。
例え後ろめたいことだったとしても、情報は正確に伝えるようにしてください。

◎電話対応をしてくれること、事前準備ができることもメリットのひとつ

税理士の大きな役割の一つに、電話などでの税務調査官とのやり取りを請け負うというものがあります。
経営者さんの中には税務調査というのは来社して書類を見て終わり、という認識の方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
むしろ電話での調査で疑問点を詰められたり、交渉が始まったりするので電話でのやりとりはかなり重要であると言えます。

これらのやりとりも煩雑かつ専門的な内容なので、税務のプロに一括して任せたほうが安心です。
調査官側もそのような事情を知ってか知らずか、難しい単語を並び立てて自分のペースに引き込んでいこうとしますので、生半可な知識と経験で立ち向かっていっては、簡単にやり込められてしまいます。
税理士に任せておけば決してなることはなかった、自分が不利な結果になることもしばしば見受けられるほどです。

また、来社しての税務調査に関しても、調査前に打ち合わせをすることができます。
事前に指摘されそうな箇所の書類を整理し、想定される質問に対する答え方などのレクチャーを受けることが可能です。
税務調査は聞かれたことにのみ淡々と答え、それ以外のことは話さないのが基本ですが、いざ実際に調査官から質問されるとなかなかうまくはいかないもの。
その理由は自分の説明だと不十分で相手に疑念を持たせてしまうのでは、という思いから聞かれてもない周りのことまでを話してしまいがちだからです。
しかし事前の打ち合わせでの確認や、実際の調査現場に自分の依頼した税理士がいる、という心の余裕から、そういった無駄な情報を出して調査官に余計な付け入る隙を与えてしまうリスクを減らすことができます。

ここで挙げたこと以外にも、細かい交渉テクニックやプロならではの経費の線引きまで、一般の経営者にはできないことが行えます。
無事に税務調査を乗り切るためだけではなく、安心して本業に集中できるような形で税務調査を乗り切るためにも、税務調査はプロである税理士に任せることをおすすめします。

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