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事業成長への補助金・助成金活用

書類の多さに注意!採択後の流れ

今回は、補助金採択後の流れについてご紹介します。補助金は採択されることがゴールではなく、採択は補助金支給までの長い道のりのスタートとなります。

◎採択後の流れ

晴れて補助金が採択されると、説明会などが開かれます。そして採択後の流れや作業内容についての説明がされます。補助金は後払いなので、補助事業はまず自己資金(借入金を含む)で実施し、補助事業完了後に実際かかった経費の一部を精算する形で、補助金が支払われます。以下は採択されてから補助金の支給を受けるまでの流れです。

①採択の決定 → 採択通知が郵送されてきます。
②交付申請書の提出 → 内容は申請書とほぼ同一で結構ですが、経費明細表には注意が必要です。
③交付決定 → 交付決定通知書が郵送されてきたら、補助事業開始です。
④補助事業開始 → 経費は経費明細表通りに使うのが原則です。
⑤定期報告、巡回指導など → 補助金により、定期報告書の提出や巡回指導などがあります。
⑥実績報告書の提出 → これが最も重要で、書類一式や分厚いファイル1冊程度にもなります。
⑦確定検査の実施 → 報告書通りに事業が実施されたか、厳しく検査されます。
⑧額の確定 → 検査結果に基づき、補助金の支給額が最終確定されます。
⑨精算払い請求 → 精算払い請求をした後、ようやく補助金が振り込まれます。

◎書類の多さに注意

採択から補助金支給までの書類をファイルにすると、少ない場合でも十数cm、多い場合は数mもの厚さになります。またそれぞれの書類には細かい規則があり、1つ間違えるとその部分の補助金がもらえなくなってしまったりもします。書類作成には独特の注意点が多数あり、初めての場合は間違えることも多々あるので、かなり神経を使う作業でもあります。
ただ、申請書に少し工夫をすることにより、採択後の作業を楽にできることもあります。また、採択後の書類の書き方の工夫やノウハウによっても、その後の処理は大分変ってきますので、コンサルタントや税理士にお願いするのも1つの手かと思います。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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