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事業成長への補助金・助成金活用

「取り組みの内容」の書き方

今回は、補助金の申請書の項目の中から、「取り組みの内容」の書き方についてご紹介します。

◎具体的に何をするのか

「取り組みの内容」の項目では、「具体的にどのような活動をし、その結果として具体的に何がどうなるのか」を、具体的なステップごと、課題ごとに説明します。
少し分かりにくいかと思いますので、以下の例を参考にしてみて下さい。

◎「取り組みの内容」の例

<開発系の取り組みの内容の例>
①試作開発 → 1.製法確立 2.確認試験 3.量産開発  
②販路開拓 → 1.市場選定 2.広告宣伝 3.代理店開拓
<地域、商店街活性化の取り組みの例>
①現状調査・課題絞り込み・対策立案 → 1.調査実施 2.課題絞り込み 3.対策立案、実行計画立案
②対策実施 → 1.実施体制の確立 2.実施準備 3.実施 4.効果測定と見直し

◎具体的に書くためのポイント

それぞれの項目は、読み手が具体的にイメージできるように書くことが大切で、図やイラスト、写真などを織り交ぜるのもオススメです。
またより具体的に書くために、以下のことを注意してみて下さい。
・大学等と共同研究する場合は、それぞれの役割についても触れます。
・販路の説明は、固有名詞を示して説明すると説得力が増します。
・広告宣伝の説明は、例えば雑誌広告なら具体的な雑誌名を入れます。
・調査をする場合は、どのような調査を誰に対してどの程度の規模で行うか、またその結果をどのように整理するかなどを説明します。

◎分かりやすさが大切

より具体的にするために、例えば数値などを入れて説明すると、どんどん専門的な説明になって素人には理解しにくくなってしまう可能性があります。
よって、数値などを入れた場合は、その意味するところをかみ砕いて解説するようにすることが大切です。そうすることにより、読み手の理解が深まって有利になります。
また、取り組みの内容を課題の解決に結び付けることも重要です。この活動がどの課題をどのように解決するか、なぜ解決になるかを最後に簡単に書くとよいですね。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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