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事業成長への補助金・助成金活用

「事業計画の概要」の書き方

今回は、補助金の申請書の項目の中の「事業計画の概要」の書き方についてご紹介します。

◎「事業計画の概要」は第一印象になる

事業計画の概要の項目は、多くの申請書の冒頭に設けられています。欄が小さかったり、字数制限がされていたりしてあまり多くのことは書けません。しかし、まずはこの事業計画の概要の項目をしっかりと魅力的に書くことが、採択への第一歩になります。それには、以下のような理由があります。
・審査委員がまず最初に読む部分だから。
 → 申請書全体、計画書全体の第一印象になります。
・他の項目の内容の印象につながるから。
 → 第一印象が悪いと、他の項目で挽回するのは至難の業になります。
・審査委員の「読む気持ち」を左右するから。
 → 第一印象が悪いと、審査委員がそこで読むのをやめてしまう可能性もあります。反対に第一印象が良いと、他の項目も期待をもって読んでもらえます。
よって、事業計画の概要の項目には、事業の魅力を十分に盛り込むことが大切です。しかし、限られた字数につらつらと多くのことを書くと、逆に印象に残りにくいということもあります。よって「重要なことや伝えたいことを、1つか2つに絞って訴える」ということです。

◎「売り」を端的に伝える

「売り」をアピールすることの大切さは以前にもお伝えしましたが、事業計画の概要の項目でもこの「売り」の書き方が重要になってきます。「売り」を端的に伝えるためには、以下がポイントになります。
・何が「売り」なのかを、具体的にはっきりさせる。
・「売り」が実現できる背景を、多方面から説明する。
・「売り」を文章だけでなく、図に描いて分かりやすくする。(事業計画の概要の項目で無理な場合は他の項目でもよい)

◎「客観的な事実」で伝える

何かを説明したりアピールしたりする場合、主観的に「○○に長けている」「○○が得意だ」というばかりでは、説得力に欠けてしまいます。より説得力をつけるためには、例えば以下のような「客観的な事実」を示すことが大切です。
・自社は○○という実績がある。 → 過去の具体的な実績は現実味があります。
・自社は××年に××という賞をとった。 → 賞などは客観的な評価を上げます。
・△△先生に自社を△△だとお褒めいただいた。 → 権威ある人物の発言は説得力があります。

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