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コラム
前回は、事業計画の骨格をつくるための「売り」と「ストーリ―」についてお伝えしました。その「ストーリ―」の具体的な展開例を2つご紹介します。
申請書にストーリーをつけることの一番のメリットは、読み手が理解しやすく、記憶に残りやすくするなるということです。パズルのピースのようなバラバラの説明よりは、次々と展開されるストーリーの方が深く理解され、共感を呼びやすくなるのです。
①市場では○○が売れている。 → 現状把握
②売れている○○には、××のような課題がある。 → 課題の設定
③当社は従来から培ってきた△△の技術により、このように××の課題を解決できる。 → 課題解決方法の提示
④××の課題を解決すれば、これだけの事業になる。 → 解決後の効果
⑤このような体制で、このようなやり方で事業を展開する計画である。 → 効果に伴う事業の計画
⑥将来的にはこのような展開を計画している。 → 将来的な事業の展開
⑦これだけの波及効果があり、これだけの雇用と経済効果が期待できる。 → 最終的な事業の効果
①これらの企業には、このようなよいところがある。 → 現状把握
②その一方で、××のような共通の課題がある。 → 課題の設定
③××の課題は1社では解決が困難であるが、数社で集まればこのように解決可能である。 → 共同によるメリットの提示
④これだけの企業が参加し、このような体制で、このように××の課題の解決を図る計画である。 → 課題解決方法の提示
⑤××の課題が解決すれば、このようによいところを活かすことができる。 → 解決後の効果
⑥これだけの経済効果が期待でき、地域振興にも役立つ。 → 最終的な事業の効果
ストーリーの展開のポイントは、あくまでも補助金を提供する側の立場に立って展開していくことです。そのためには、補助金の趣旨を理解し、その趣旨を実現するというストーリーが理想になります。
※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。