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事業成長への補助金・助成金活用

補助金申請書の作成のコツ

今回は、補助金申請書の作成のコツをご紹介します。

◎記入例に惑わされない

補助金の申請書には、記入例がついていることが多くあります。記入例を見た多くの申請者は「この記入例を手本にして書けばいいのだ」と思い、参考にして同じような表現やレベルで申請書を作成してしまいます。しかし、この記入例に惑わされてはいけません。それには以下のような理由があります。

①他社と同じようなことを書いていても採択されません
 → 補助金の倍率は数倍以上のことが多いので、他と同じような申請書では埋もれてしまい、審査委員の目に留まりません。

②審査委員は記入例を見ながら審査しているわけではありません
 → おそらく審査委員は記入例を見たこともないので、記入例はアテになりません。審査は審査基準と審査委員の経験や感覚などによって行われます。

よって記入例は参考にするのではなく、むしろ「この程度では採択されない」というイメージ程度にしておいてくださいね。

◎図やスケッチを効果的に使う

記入例を見ると、とてもあっさりと書かれており、あまり工夫されているようには見えないこともよくあります。文章ばかりでは単調で分かりにくい資料になってしまうので、図やスケッチを効果的に使ってみるのがオススメです。特に形があるものの説明をする場合は、図は必須です。
また文章で表現できる事業構造や取引関係、事業のステップなどもも、図示すると一目で分かりやすくなり、記憶にも残りやすくなります。

◎図やスケッチはシンプルに

図やスケッチを使う際の注意点は、何よりも「シンプル」を心掛けることです。複雑すぎる図やスケッチは、一見かっこよく見えてもどこに重要なことが書かれているのかが、分かりにくくなってしまいます。多忙の中で審査をしている審査委員が相手では、それは致命傷。短時間に言いたいことが伝わる分かりやすい申請書にすることが重要です。
あくまでも図やスケッチは「分かりにくいものをより分かりやすくするためのもの」です。図やスケッチを入れたことによって、逆にゴチャゴチャと分かりにくくなってしまっては本末転倒になってしまいます。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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