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コラム
前回は、補助金の公募から受給までの流れの、「ステージ②採択から実績報告書の提出まで」をお伝えしました。
今回は最後のステージ、「ステージ③実績報告書の提出から受給まで」をご説明してまいります。補助金の正の受給に向けてここまでのステージも大変な作業の連続となりましたが、山場である「実績報告書の提出」と「確定検査の実施」を越えれば一息つくことができます。
補助事業終了後、実績報告書を提出します。採択後の提出書類ではこれが最も重要です。
実績報告書の提出を受けて、確定検査が実施されます。書類の不備はないか、報告書通りに事業が実施されたかなど、厳しく検査されます。書類の日付に矛盾はないか、納品書の日付と週報、日報に矛盾はないかなどもしっかりと見られますので、基本的なことは予め確認しておくことをおすすめいたします。
確定審査が終わると、補助金の支給額が最終確定され、額の確定通知書が送られてきます。
送られてきた確定通知を受けて、精算払い請求書を提出します。
精算払い請求書をの提出を受けて、やっと補助金が振り込まれます。これで受給完了です。
上記が受給までの大まかな流れとなります。大変な作業の連続のうえに道のりが長いので、受給できれば万歳!と手放しで喜びたいところではありますが、補助金は受給がゴールではありません。補助事業終了から5年間は、毎年報告書を提出しなければなりませんし、会計検査院の検査もあります。受給後も引き続き気が抜けないのも補助金を受給する上での留意点となります。
少人数の中小企業では、なかなか補助金の作業に人材を割けないという状況もあるかと思います。そんな時は補助金を専門に扱っている専門家やコンサルタント等に頼まれると、補助金に関する作業のサポートが得られるので、覚えておかれるとよいかもしれません。
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