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コラム
みなさんは、補助金という言葉も助成金という言葉も耳にしたことがあるかと思いますが、こちらの2つの違いについては、ご存知でしょうか?今回は、補助金と助成金の違いについてご紹介いたします。
簡単に言いますと、補助金と助成金は元々意味の違いはありません。しかしなぜこのように言い方が分かれてしまったのかというと、補助金という言葉は主に経済産業省で使われ、助成金という言葉は主に厚生労働省が使われているためです。
・主な対象…産業の復興、技術開発、商店街活性化、二酸化炭素削減 など
・難易度…高(ある政策を推進する最も優秀な提案に限ってもらえ、倍率が高い)
・審査内容…形式要件を満たしているかに加え、基本的には提案の中身の審査
・費用…数百万円~数億円(数十億円)
・公募期間…年一回で1~4週間程度の短い期間
・専門家…中小企業診断士やコンサルティング会社
・主な対象…雇用の増加、安定や能力開発 など
・難易度…易(ある一定の条件を満たせば、必ずもらえる)
・審査内容…形式的な要件を満たしているか否かの審査
・費用…数十万円~百万円強
・公募期間…通年など長い期間
・専門家…社会保険労務士や行政書士
補助金と助成金は上記のような違いを見ると、助成金は条件さえ満たしていればいつでも申請でき、比較的容易に、費用も少なく採択してもらうことができそうだと思われるのではないでしょうか。企業にとってもチャレンジしやすい制度ですね。反対に、補助金は高倍率で採択されるのが難しく、短い期間の申請で、費用も多くかかってしまいます。企業にとってもかなりハードルが高い制度であることが分かります。
ただし、補助金と助成金はかなり異なるもののように見えつつも、その境界線は多少曖昧となっています。例えば、経済産業省系の補助金の特徴をもつ制度でも、助成金という名称のものになっているものがあったり、その反対もあったりするということです。また、東京都ではすべての制度に助成金という名称を使って統一しています。
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