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事業成長への補助金・助成金活用

補助金の定義とメリット・デメリット

今回からは具体的な補助金の種類や目的などについてみていきたいと思います。まずは、補助金の定義とメリット・デメリットをご紹介します。

◎補助金の定義とは?

補助金についてご紹介してきていまさらとなりますが、ここで補助金の定義を再確認いたします。補助金とは、国や自治体などが政策を推進するために、政策目的に合った企業の取り組みを支援するために提供する、返済する必要のない資金です。融資のように担保や保証人を求められることもありませんし、金利もありません。つまり、もらえるお金ともいうことができます。

◎補助金の大きなハードル

もらえるお金と一言でいうと、とても簡単で幸運なお金のように思えるところもありますが、どの企業でも簡単にもらえるというわけではやはりありません。もらうためにはいくつもの大きなハードルがあります。まずは補助金独特のノウハウがなければいけませんし、申請書を書くには長い時間と労力をかけなければいけません。場合によっては面接も受けなくてはいけませんし、これらの手間をかけたからといって採択されるとは限りません。補助金の倍率は数倍以上が多く、審査に落ちてしまう可能性の方がずっと高いです。
また、もしめでたく採択されたとしても、すぐにお金がもらえるわけではありません。補助金は後払いが原則なので、まずは全額自社負担で補助事業を実施することになり、自己資金や借入も必要になります。さらに、実施後の精算払いに向けては、またかなりの量の書類を作成して提出しなければならないのです。

◎それでもある、補助金のメリット

上記のような大きなハードルやデメリットを知ると、「だったらやめようか」と思ってしまうこともあるかと思います。しかし、この厳しい経済状況の下で生き残るために、国や自治体の出す助け舟に乗らない手はありません。補助金の活用の有無で、企業の競争力に差がついているのも事実となっています。
補助金は大きな視野で考えれば、貴社が成長するための手段やきっかけになるものですので、ぜひ補助金活用のコツを掴んで、貴社を大きく成長させてみてはいかがでしょうか。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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