相談ダイヤル
0120-964-316顧問契約中のお客様はこちら
042-313-8364相談ダイヤル
0120-964-316顧問契約中のお客様はこちら
042-313-8364COLUMN
コラム
仕訳には、現金の取引のほか、「預金」に関係する取引があります。
今回は、「預金にお金が入ってくる場合」と「預金からお金が出ていく場合」について、基本的な対応、処理などをみていきましょう。
普通預金は、金融機関が対応している時間内であれば、いつでも出し入れが可能です。
金融機関、ATMによって1日あたりの引き出し限度額が設けられているので、引き出す場合は注意しておきたいですね。
窓口からの振り込みであれば、身分証を提示すれば、金額に関係なく引き出すことができます。
また、インターネットバンキングによる振り込みは、限度額を自分で決められるので便利ですね。
※なお利息がつくのは、普通預金、定期預金、定期積金です。
当座預金には利息がつかないので覚えておきましょう。
①資金の移動→普通預金に資金を移動するのは次の3つです。
1)現金を普通預金に預け入れる
2)定期預金から普通預金へ振り替える↔普通預金から定期預金へ振り替える
3)定期積金から普通預金へ振り替える↔普通預金から定期積金へ振り替える
例)普通預金から5万円を定期積金へ振り替えた
→この取引では、「普通預金」と「定期積金」の勘定科目を使います。
つまり、普通預金出納帳と定期積金出納帳に記帳を行うことになります。
例)銀行の普通預金口座へ◯◯株式会社から売掛金100万円から手数料864円が引かれて振り込まれた
→この取引では、「普通預金」と「売掛金」の勘定科目を使います。
預金出納帳、売掛帳に記帳しましょう。
なお、差し引かれた手数料864円も、売掛帳に記帳しておくのを忘れないようにしてくださいね。
「引き出し」と「取引先への振り込み」により、お金が出ていくパターンです。
預金を引き出したとき、預金から支払をしたとき、口座引き落とししたとき、預金が減ります。
例)11月分の買掛金の支払いのため300万円の小切手を振り出し決済された
→この取引では、「普通預金」と「買掛金」の勘定科目を使います。
そして、預金出納帳と買掛帳に記帳を行います。
経理の基本の仕訳について、なんとなくイメージできたでしょうか。
実際に仕事を進めていくと、より理解が深まっていくと思いますが、一つひとつの仕事に丁寧に取り組んでいくことが大事です。
※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。