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創業融資を起業に活かす

「創業計画書」の書き方~「強み・セールスポイント」に書いておきたいこと

創業計画書の中でアピールする項目はいろいろあるわけですが、そのひとつが「強み、セールスポイント」です。
あなたの商品がなぜ売れるのか、その根拠を明確にうたいましょう。

商品を売るためには、お客様が、商品のもつどの価値に期待してお金をつかってくれるのかを、あなた自身が把握しておかなければなりません。
・お客様が商品を買わなければならない理由
・他社に真似ができない、あなた独自のメリットは何か
この2点を考え、書き出してみることが重要です。

お客様に提供できるメリットとは、次の5つ

すべてを創業計画書に盛り込めるとは限りませんが、まずはここでコンセプトを固めておくことが大切ですね。

①商品自体がもっている価値
このサービス、商品が世に出ることによって、お客様が受けるであろう直接的なメリットを考えてみましょう。
お客様にとってのメリットを見つけるには、「不」のつく単語を思い浮かべるといいでしょう。
たとえば、「不便を感じているもの」「不安を感じているもの」「不快に感じているもの」などです。
これらのネガティブな感情をプラスに変えることができれば、それがお客様にとってのメリットということになるわけですね。

②付加価値
お客様は、商品そのものの価値というより、サービスなど商品に付随する付加価値を求めて、商品やサービスを購入することがあります。
オシャレなカフェを利用するお客様は、コーヒーを飲むためだけに店舗を訪れるわけではありません。ゆっくり読書したり、ノートPCを開いて調べものをするために、訪れる人も多いはず。
自宅のリビングでくつろぐような快適な空間を提供する。これも付加価値になるんですね。

③時間価値
現代のお客様にとって、時間は重要な価値基準ですね。
とくにインターネットは、時間と空間を短縮し、瞬時に世界とつながるためのツールとしてあっという間に普及しました。
忙しいお客様にとっては24時間対応や、タイムリーな対応に、価値を感じることも少なくないでしょう。
お客様にとって、最適な時間感覚やスピード感覚を検討し、お客様が求める時間価値を提供していくことも大切ですね。

④安全価値
情報に対するセキュリティの問題、添加物や遺伝子組み換え食品など食への不安、放射能による健康被害への不安などが増大する今、
安全性は、お客様が商品やサービスに求める価値基準のひとつとなってます。

⑤ブランド価値
お客様は、商品やサービスに対するイメージやステイタスシンボル、愛着などにブランド価値を見出しています。
この商品は絶対に自分たちを裏切らないという信頼感こそが、ブランドです。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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