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コラム
金融機関から創業融資を受けたい。そんな決意をしたあなたにとって、最も重要なのが「創業計画書」です。
しかしどのように書けばよいのか、なかなか想像がつかないかも知れないですね。
そこで今回から数回にわたって、「創業計画書」の具体的な書き方をご説明します。
「創業の目的・動機」として、事業に賭けるあなたの思いがこめられている必要があります。
起業の理由は人それぞれですが、あなたがその事業を選んだのには、必ず何かしらの理由があるはず。
事業を始めたら、10年、20年と長い期間にわたって継続する中で、雇用を生み出し、インフラを整え、税金を払い、社会に貢献しつつ、利益を追求していくものではないでしょうか。
続けていくうちには、厳しい局面にも立ち向かわなくてはいけないこともあるでしょう。
辛いとき、困難に陥ったとき、創業の目的や動機こそが、なぜ頑張っているのかを思い出させてくれるものです。
金融機関もそれを知っているからこそ、創業計画書の最初の質問項目にこちらをあげてきます。
「創業の動機」では、この事業に賭ける強い信念をアピールしましょう。
ここでいう信念とは、あなたがその事業を通して社会をどんなふうに変えたいのか、ということです。
ビジネスとは、あなたの思いを利益に変える経済活動ともいえます。
ですから、創業の動機とは、あなたがこの社会で果たすべき役割と言い換えてもよいかもしれません。
新商品を開発する、従業員を雇う、店舗を借りる、銀行から融資を受ける。
会社を経営していくことは、判断と選択の連続ですね。
だからこそ、自分のミッションを明確にしておけば、経営判断に迷うことはないのだと思います。
あなたがどこに向かっているか、めざす中長期的なゴールがどこなのかを具体的に表したものが「創業の目的」です。
言い換えれば、事業ビジョンということでしょうか。
事業ビジョンが明確になっていれば、会社内外の関係者はもちろん、金融関係者にも共感してもらうことができますね。
そして社内の人間だけはなく、下請け業者など外部の関係者も、その商品やサービスを売る喜びを見出だせるようなビジョンをぜひ掲げてください。
またもうひとつ、忘れてはならないのがお客様の存在。
あなたの思いがお客様に届いてこそ、商品やサービスを買っていただくことができるからです。
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