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創業融資を起業に活かす

起業するときの資金調達~ビジネスの成功の鍵をにぎるのは「ヒトのちから」

起業し、成功を手にするには、「まずお金」と考えるのはある意味、当然かもしれませんね。
これから起業しようと考えている人にとって、開業準備にどのくらいの資金を投入すべきなのか、とても気になるところです。

日本政策金融公庫の調べによると、開業資金で最も多いのは600万円~800万円、次いで400万円~600万円という回答が出ています。
これらはあくまでも、「かなり入念に準備した起業家」を対象にしているので、これが必ずしも基準とはなりません。
また、近年はインターネットの発達により、資金がなくても簡単に開業できるようになっていることも、多少割り引いて考えたほうがいいかもしれません。

◎ビジネス成功の鍵は資金ではない

株式会社の原則は、所有と経営の分離です。しかし、小さな起業の場合、株主も役員もあなた1人、というケースがほとんどではないでしょうか。
会社を存続させるために、個人で所有している会員権や株式などを売却したり、家族や友人から個人的に借金をしたり。そうして会社の支払にあてるというのが現実としては多いです。
だから、少しでも手元資金を蓄えてから起業したいと思うのは、当然のことなんですよね。

でも、ちょっと待ってください。
実は、ビジネスが成功するかどうかの鍵は、自分が多くの資金を用意できるかどうかではなく、「いかに多くの人を自分のビジネスに巻き込むことができるか」にかかっています。
もし、あなたが資金不足のせいで起業できないと思っているなら、もう一度、自分の事業計画が成功可能性が高いビジネスであるかどうかを見直してみることをおすすめします。

 ①事業コンセプトに説得力があるか
 ②実現可能な事業ビジョンを掲げているか
 ③商品に独自の強みがあるか
 ④適切な価格設定が行えているか
 ⑤アクセス可能な事業ドメインを設定しているか

これらの要素をじっくり検討してみてください。
今、「事業に踏み切れない理由が資金以外のところにある」ということに気づく、きっかけになるかもしれませんよ。

また、ビジネスを成長させ、成功に導く上で、第三者から支援を受けることも必須条件といえます。

 ①あなたの事業計画は、支援者に夢を与えられるほど魅力的なものか
 ②その起業を必ず成功させるという熱意をもっているか
 ③なぜその起業が成功するのか、ロジックがしっかりしているか

そして他人を巻き込めるビジネスの検討と計画策定が行えれば、ビジネスの将来性が高まるだけでなく、他人からの資金援助を得られる可能性も高まるとも言えますね。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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