「会社の目的」を決めるときに参考にしたい業種別の目的例

こちらでは、業種別会社目的の例をあげてみました。
せっかく登記の申請をしたのに、「目的」が認められず、登記を取り下げなければならなくなっては大変です。迷ったら、同業種の会社の「目的」を参考にするとよいでしょう。また判断に迷ったときは、登記をする前に法務局「相談窓口」へ。定款の記載を全部見てもらい、問題点がないか、気をつけるところがないか相談しておけば安心です。

【業種別会社目的例】

◆飲食業（業種）
飲食店業
パン、ケーキの製造販売ならびに喫茶店経営
飲食店の企画、設計、施工および運営
外食産業に関するレストラン、バー、カフェなどの経営

◆食品・製造販売（業種）
仕出し料理および弁当の製造販売
酒類、清涼飲料水の製造、販売
コーヒー、茶、調味料、麺類の製造、加工および販売
ミネラルウォーターおよび浄水器器の製造、卸、販売

◆不動産業（業種）
インターネットを利用した不動産情報の提供サービス
不動産投資および駐車場経営
土地、建物の賃貸、売買、仲介、斡旋および管理業務　
不動産の管理業務、不動産の賃貸・売買・仲介業務

◆IT・情報通信業（業種）
インターネット、電子出版、映像、出版、印刷物などの各種メディアの企画、制作
インターネット・ホームページの企画、立案、制作およびメンテナンス業務
コンピュータ機器および用品の販売、リースならびにソフト販売、教育、コンサルティング業務
電気通信事業者が提供する電気通信回路の利用加入者の募集および取次業務

◆アパレル・ファッション（業種）
アパレル・ファッションブランド製品の企画・開発
衣料用繊維製品の製造、卸、輸出入販売
貴金属、アクセサリー類の製造、販売、貿易業

◆卸売・小売業（業種）
インターネット、カタログなどによる通信販売業
インテリア家具、インテリア用品およびインテリア小物の販売
携帯電話、通信機器ならびにその付属品の販売、リースおよび輸出入
事務用機器、事務用品、日用雑貨品の卸売および小売業

◆医療・福祉（業種）
医薬品、医薬部外品、化粧品、ビタミンなど栄養素を補給した栄養補助食品・清涼飲料の販売
医療機器、医療検査機器、医療用具のリース、レンタルおよび販売
リハビリ用品、衛生用品の販売
マッサージ店、カイロプラクティックによる治療院の経営

◆教育（業種）
英会話教室、学習塾の経営
人生育成、能力開発のための教育、研修事業
タレント、モデルの養成スクールの経営および講師の派遣
カルチャー教室の経営ならびに顧客の仲介

※記事に含まれる法令等の情報は、記事作成時点のものとなります。法令等は随時変わる可能性がありますので、本記事を実務に生かされる際には最寄の税務署か税理士へ確認してください。