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経理に役立つ簿記知識

償却資産税の申告書②各書類の記入方法

前回は「償却資産税の申告書」の申告の対象と申告書類についてお伝えしましたよね。今回は各書類の記入方法についてご紹介します。

◎償却資産申告書(償却資産課税台帳)の記入方法

①上部右の「事業種目(資本等の金額)」の欄に、事業の内容を具体的に記入する。
②上部右の「事業開始年月」の欄に、個人は事業を開始した年月、法人は設立年月を記入する。
③取得価格の「前年前に取得したもの」の欄に、昨年までの申告に基づいて、それぞれ当てはまる項目の欄へ金額を記入する。
④取得価格の「前年中に減少したもの」の欄に、前年中に減少した資産の取得価額を、それぞれ当てはまる項目の欄へ金額を記入する。
⑤取得価格の「前年中に取得したもの」の欄に、今回新たに購入した資産の取得価額を、それぞれ当てはまる項目の欄へ金額を記入する。
⑥右下部の「事業所用家屋の所有区分」の欄に、該当する方を囲む。

◎種類別明細書(増加資産・全資産用)の記入方法

①「資産の種類」の欄に、資産の種類を該当する下記の番号で記入する。
 1.構築物 2.機械及び装置 3.船舶 4.航空機 5.車両及び運搬具 6.工具、器具及び備品
②「資産の名称等」の欄に、20文字以内で資産の名称を記入する。
③「取得年月」の欄に、取得した年月を記入する。年号の数字は平成が4、昭和が3と記入する。(平成に取得した場合は、すでに印刷されているので記入しなくてよい)
④「取得価額」の欄に、資産を取得するのに要した金額を記入する。
⑤「耐用年数」の欄に、減価償却資産の耐用年数に関する省令に記載されている耐用年数を記入する。
⑥「増加事由」の欄に、資産を取得した自由を該当する下記の番号で記入する。
 1.新品取得 2.中古品取得 3.移動による受け入れ 4.その他
⑦右上に種類別明細書のページ数を記入する。

◎種類別明細書(減少資産用)の記入方法

①「異動区分」の欄に、1か3を○で囲む。1は行番号単位で資産が全部減少した場合で、3は資産の一文が減少した、または資産の一部を修正する場合。
②「資産の種類」の欄に、資産の種類を該当する下記の番号で記入する。
 1.構築物 2.機械及び装置 3.船舶 4.航空機 5.車両及び運搬具 6.工具、器具及び備品
③「資産の名称等」の欄に、20文字以内で資産の名称を記入する。
④「取得年月」の欄に、取得した年月を記入する。年号の数字は平成が4、昭和が3、大正が2、明示が1と記入する。
⑤「取得価額の欄に、資産の一部が減少した場合は欄内の下の段に、減少後の取得価額を記入する。
⑥「耐用年数」の欄に、減価償却資産の耐用年数に関する省令に記載されている耐用年数を記入する。
⑦「減少等の事由」の欄に、減少等の事由を該当する番号に○をつける。

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