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コラム
税理士と経営者―その立場の違いはあれど、つまるところは人間同士の付き合いです。そのため、相性はなによりも大切なものだといえるでしょう。
もちろん税理士の専門知識なども大切ですが、相性が悪いと本来スムーズに進むべき仕事がなにかとぎこちなくなったりしてしまうものです。
また、税理士に記帳だけを頼むなら多少相性があわなくてもある程度我慢はできるかもしれませんが、もし経営者が「今後事業をさらに大きくしていきたい」「その時には税理士にぜひ仕事上のアドバイスをしてほしい」と望むなら、やはり相性は重要になってきます。
新しい税理士を探すために行動を起こすなら、必ず直接税理士事務所に出向いて、本人と会うようにしましょう。
電話やメールだけで決めてしまうのはよくありません。
一時間ぐらい話せば、相性のよしあしはなんとなく判断できるもの。もしそれでもよくわからなかった場合は、「自分が話やすい相手であったか」で考えてみてください。
話しやすい人、というのはつまり<聞き上手>な人ということです。初対面の際に聞き上手な税理士は、その後も顧問先の意見をよく聞いたうえで最適な方法を選択し、仕事を進めてくれる可能性が高いと言えるでしょう。
ほかに相性を判断するときに考慮したほうがいいものは、年齢・男女・育った環境など。
たとえば顧問先企業の社長が30歳、税理士が70歳としましょう。孫と祖父ぐらいの年齢の開きがあるため、どうしても税理士の先生から社長に<教える>という接し方になってしまいます。社長としてはなにかとやりにくくなってしまうことは、想像できますね。
また最近は女性起業家の方が多数いらっしゃいます。一概には言えませんが、女性社長の場合は同性である女性税理士を選ばれる方が多くみられます。<女性ならではの感性>に共感することがあるのかもしれません。お互いがいい刺激になったりするようです。
女性社長や女性税理士というのは、周囲が男性ばかりということがよくあり、ビジネス抜きで話し合える良き友人関係に発展することもたびたび見られます。
いい税理士選びに一番大切なもの。それは能力や経験はなく、まずは相性であるといえるでしょう。
※記事に含まれる法令等の情報は、記事作成時点のものとなります。法令等は随時変わる可能性がありますので、本記事を実務に生かされる際には最寄の税務署か税理士へ確認してください。