相談ダイヤル
0120-964-316顧問契約中のお客様はこちら
042-313-8364相談ダイヤル
0120-964-316顧問契約中のお客様はこちら
042-313-8364COLUMN
コラム
棚卸とは、帳簿上記載のある在庫の数と、実際の在庫の数との差を把握するため、定期的に行われる実際の在庫数量を確認する作業です。
帳簿上の在庫数量と実際の在庫数量は一致していなければいけないのですが、記帳ミスや紛失などさまざまな原因により、一致していないことが多々あります。
そのために棚卸をして正しい利益を把握することが大切なのですね。
棚卸は自分の手で数えることが大事です。時間も手間もかかる作業ですが、損益にかかわる重要なものなので、間違いのないよう慎重に行いましょう。
棚卸でとくに気をつけたいのは、カウント漏れ。
仕入先の工場や配送業者の倉庫にある商品や、輸送中の商品、半製品、仕掛品、原材料も全て棚卸資産ですから、数え間違い、漏れがないよう十分注意して行いましょう。
実地棚卸の手順の具体的な流れは次のようになります。
①棚卸を始める前に棚卸票を用意する
②商品の種類ごとに在庫をカウントし、数量や状態を棚卸票に記載する
③全ての在庫を数え終え、棚卸の結果が帳簿と一致するかどうかを確認、検証。一致しない場合は、実際の在庫数に合わせて帳簿の数字を修正する
④棚卸票に基づき、棚卸表に記入する
実地棚卸が終わったら、確定した在庫数量に単価をかけて、期末在庫金額を計算します。
棚卸は会社の損益にかかわる重要な事項です。
期末の棚卸資産の数量は、棚卸をすることによって求め、期末の棚卸資産の単価は、棚卸資産の評価をすることによって求めます。
棚卸資産の評価の方法は、主に次の2つです。
①原価法
商品を仕入れた原価に基づいて評価する方法で、さらに次の6種類の方法に分けられています。
●最終仕入原価法
●個別法
●先入先出法
●総平均法
●移動平均法
●売価還元法
新設法人は、設立した事業年度の確定申告の提出期限までに、どの方法で評価するかを所轄の税務署に届け出ることになっています。
どの方法を選ぶかは会社の自由なので、わからないときは税理士や税務署の担当者に確かめるとよいでしょう。
②低価法
原価法で評価した金額と期末時価とを比べて、低いほうで評価することができる方法です。
評価額を少しでも抑えたいときは、この低価法がよいでしょう。
ただし、低価法を採用する場合は、原価法のどの方法と比較するか、事前に税務署に届け出なければいけないので注意してください。
※記事に含まれる法令等の情報は、記事作成時点のものとなります。法令等は随時変わる可能性がありますので、本記事を実務に生かされる際には最寄の税務署か税理士へ確認してください。