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コラム
顧問税理士と一緒になって、毎年作成する貸借対照表や損益計算書。多くの中小企業では、これらの書類を税理士から手渡されたあと、会社の金庫などにしまったきり「二度と見ない」という経営者が多いようです。
けれど、せっかく高いお金をだして作ってもらった決算書です。それではあまりにももったいなくはないでしょうか?
決算書は、税理士と一緒に丹念に読み込んでいけば、会社の強みと弱み、これから目指す方向性をあぶりだすこともできる、まさに宝の地図。
会社を永続させたいのなら、いままで金庫に眠っていた決算書に対して顧問税理士と真剣に向き合うことが必要です。
ぜひ、決算書を使って、税理士に決算カウンセリングを依頼しましょう。
決算カウンセリングを税理士にお願いするときに準備すべきものは「過去数期分の決算書」だけ。
「目標への到達度を測り、会社の将来をなるべく正確に予測して、現時点の問題点を見出す」という点においては、データが多すぎて困るということはありません。昨年度のものだけでなく、ぜひ3、4期分を準備しましょう。
近年の会社経営の大きなポイントは「キャッシュに行き詰まる」という点。こうしたことを念頭において、過去の決算書をもとに経営分析を行っていきます。
経営データから見えてくるポイントは、だいたいが以下の内容となります。
1:効率よく儲けているか 2:返済能力に問題がないか 3:潰れないか 4:安定的に儲けているか 5:人件費負担に問題がないか
このような点について、税理士は事前に経営者の考え方も聞き、どこに問題点があるのか、何を改善すればいいのか、客観的な数値と比較して状況を説明・確認します。そしてこれらから、会社の「収益性」「資金性」「安全性」「安定性」「生産性」を評価していきます。
客観的な会社の現状をプロの目でみて解説をしてくれますので、たとえ数字に弱い経営者でも、会社の現状や問題点が理解できるようになります。
こうしたカウンセリングの結果から、翌期以降のシミュレーションを行い、継続的な黒字経営へのビジョンを描くのです。
端的にいえば、会社の現状を理解することを決算カウンセリング、会社の未来のためにビジョンを描くことが経営計画となります。
なお、こうしたコンサルティングは別途費用が必要になることが一般的ですので、顧問税理士に金額を確認してから行うようにしましょう。