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コラム
今回は、事業計画の骨格をつくるための「売り」と「ストーリ―」についてご紹介します。
事業計画の中心になる「売り」とは、顧客に対するアピールポイントのことです。売りはすべての根幹になるものなので、自社の強みに立脚し、しっかりと裏付けされたものである必要があります。補助事業を計画した以上、何かアピールポイントがあるはずですので、それをより明確にする作業が重要になり、キーポイントにもなります。審査委員が申請書を審査する際は、規定の審査基準に則って審査をしますが、「売り」は様々なところで影響してきます。
例えば、審査基準には「新規性」「事業性」「独創性」「技術力」…など、様々な項目があります。申請者は自身の事業計画に対するそれぞれ項目で、これらがあるという説明をしなければいけませんが、どれに対しても最終的には「売り」の説得力が大きく左右します。
ストーリーというと、何か小説を書くかのように聞こえますが、事業計画にも「起承転結」のようなストーリーは必要です。ストーリーは以下のような要素で構成します。
・なぜ自社がこの事業をするのか。
・どのようにして成功するのか。
・これから先はどうなるのか。
「売り」が明確になっていれば、下記のように「ストーリー」を設定するのも難しくはありません。
・「売り」が明確になることによって、「売り」の対象となる顧客が特定される。
・顧客が特定されることによって、ビジネスモデルが自ずと決定する。
・ビジネスモデルが決定することによって、将来的な展開などのビジョンが自然と明確化する。
「ストーリー」の要素が明確化したら、それを以下の流れに沿って構成していきます。
①現状把握 → なぜこの事業をするのか。
②売りの明確化と顧客の特定 → なぜ成功するのか。
③ビジネスモデルの決定 → どのようにして成功するのか。
④目的地の明確化 → これから先どうなるのか。
※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。