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コラム
前回は、補助金の公募から受給までの流れを3つのステージのうち、「ステージ①公募から採択まで」をお伝えしました。
今回はこれに続く「ステージ②採択から実績報告書の提出まで」をご説明してまいります。補助金の正念場は、このステージ②といっても過言ではありません。正確に把握されて無事ステージ③までたどり着いていただきたいです。
最終的に採択された場合は、採択通知が郵送されてきます。
採択通知を受け取ったら、期限(通常2週間程度)までに交付申請書を提出します。内容は申請書とほぼ同一で構いませんが、ここで最も重要なのでは「経費明細表」です。経費明細表は簡単に言うと、今後使うであろう経費を予め申告しておく書類です。補助事業が開始されると、経費は原則として経費明細表通りに使うことが求められます。
交付申請書を提出すると、1~2週間程度で交付決定通知が郵送されてきます。交付決定通知を受け取ったら、補助事業のスタートです。交付決定前に行った部分は補助対象外になりますので、フライングのないよう特に注意することが必要です。例えば、交付決定前に発注などをしてしまうと、補助対象外となってしまいます。
補助事業開始後は、経費を経費明細表通りに使うことに注意しましょう。見積書、発注書、発注請書、納品書、検収印、請求書、領収書などの書類はきちんと整理して保管することが大切です。
補助事業期間中は、定期報告書の提出や巡回指導などがある場合があります。労務費が補助対象となっている場合は、週報や日報などの提出が求められることがありますので、予め準備することも重要になります。
補助事業終了後、実績報告書を提出します。採択後の提出書類ではこれが最も重要です。書類一式は、少ない場合でも厚さ10~20cmの分厚いファイル一冊になります。多い場合では厚さ数mのになる可能性がある可能性があると認識されているとよいかと思います。特に人件費を大きな金額で請求すると。こちらは多くなる傾向にあります。
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