創業融資を起業に活かす

補助金を有効利用する~補助金とは返済不要のファイナンス

今回は、補助金の基本的なお話をご紹介したいと思います。

◎補助金のメリットとは

補助金とは、国や地方公共団体が、ある一定の政策的な意図をもって、支給する返済不要の資金のことです。
国が補助金に力を入れているのは、特定の事業を支援することで、その事業の拡大を後押しし、国の政策目標を達成するのが狙いです。
交付を受ける事業者にとってのメリットは、なんといっても返済の必要がないということです。

決算書には、融資は「貸借対照表」の「負債」として計上され、税金の対象にもなりません。
一方、補助金は、損益計算書の「営業外収益」に計上します。
つまり、補助金は会社の収益として認識されるということですね。
また、営業外収益ということは、「補助金は法人税の課税対象」になりますので、覚えておきましょう。

◎補助金は応募した会社から選別される

補助金の種類は、年間3,000以上あり、自分の会社に適した補助金を見つけるのが大変ということがあります。
補助金の募集期間は3週間から1カ月程度なので、補助金募集の情報をこまめにチェックすることも大切です。
また、要件に合っていても、必ず給付が受けられるわけではありません。審査に合格してはじめて給付を受けられます。
種類にもよりますが、5~10倍の倍率になることも少なくありません。

◎もらうまでに時間がかかる

補助金は、補助事業に対する経費を支払ったあとでお金がもらえる後払いのケースが多いこと、必ずしも全額が補てんされるわけではないことも、難点のひとつです。
そのため、補助金を利用するには、対象となる事業の経費を先払いするため、つなぎ資金を用意しておく必要があるということです。

◎助成金にも注目してみよう

補助金と似たものに、助成金があります。助成金は、雇用を促進するために、国が人件費や開業費の一部を負担してくれる支援金制度です。 
条件させ満たせば、会社の規模や業績に関係なく、誰でも受けられるのがメリットです。
ただし、助成金の場合は、条件に合致するかどうかで、満額支給されるか却下されるか、2つに一つというデメリットもあります。

助成金の種類は50以上あり、毎年適用の条件が変更されたり、期限がきて廃止されたり、新しい助成金が新設されたりしています。
そこで、数少ない助成金を確実にもらうために、起業を考えている人は、インターネットで検索し、各制度を紹介する官公庁のサイトをこまめにチェックすることをお勧めします。
自分にあてはまりそうな助成金が見つかったら、早めに窓口に相談するといいですね。

ところで、返済不要な補助金・助成金のメリットは、事業運営上計り知れませんが、上で書いたとおり、大抵の補助金・助成金は実際にお金が手元に入ってくるまでに時間がかかります。ビジネスで勝つために早く資金が必要という場合には、やはり銀行等金融機関や公的機関の融資を得ることが重要です。
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