創業融資を起業に活かす

起業してから知っておくと得するお金の話~お金の流れを記録する

儲かっているのにお金がない。
これは、事業をスタートさせてしばらくすると、多くの起業家が直面する問題ではないでしょうか。
どんなに儲かるビジネスを行っていても、明日の資金繰りに困るようでは、成功者とはいえないでしょう。

◎赤字が続いても会社がつぶれるとは限らない

実は赤字が続いたからといって、それだけで会社がつぶれるわけではありません。
赤字が続いて手元の現金が目減りしていき、従業員や仕入先に支払う現金が底をついたとき、会社は倒産するからです。
つまり、どんなに赤字が続いても、事業の将来性に期待して出資してくれる投資家がいて、現金が手に入るなら、会社はつぶれないのです。
逆に言えば、数字上は儲かっているのに会社に現金がない、という事態にはならないように現金目線で収支計画を立ててください。

◎上手に資金を回すために~記録の重要性

会社の取引のすべてを記録することを「帳簿をつける」といいます。
会社は最低でも1年に1度、いくら儲かったか(決算)、いくら税金を払うのか(申告)を計算して、会社の所在地の税務署、都道府県や市区町村に申告をすることになっています。
起業したからには、これらすべてを自分で行うことになります。
会社が税金の計算をしてくれていたサラリーマン時代と、ここが大きく変わるところですね。

帳簿の作成は、決算・申告の基本となります。
会社組織にせず個人事業を営む場合でも、申告を行うためには、日頃から帳簿をつけて、記録をしておかなければなりません。
いずれにしても帳簿をつけるという作業は必須ですから、お金に困らない会社にするために積極的に利用することをお勧めします。

◎日々のお金の動きを記録するメリットとは

日々の会社の取引を記録しておけば、どこに会社のお金が流れていったのか、儲かっているはずなのに預金残高が増えないのはなぜかといったことが、明確になるはずです。
資金ショートの理由がわかれば、適切な対策がとれますよね。

また、日々のお金の動きを記録するのは、資金ショートの原因究明のためだけではありません。
お金の流れを習慣的に記録することで、無駄な支出がなくなり、会社のキャッシュ(通帳の残高)は自然と増えていくものです。

こうして見ても、記録をとる(=帳簿をつける)ことがいかに重要なのかがよくわかります。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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