消費税と経理実務

消費税は2種類あった!8%の内訳を知ろう

◎消費税のしくみ、知っていますか?

最近、消費税が5%から8%になりましたよね。消費税は消費者にとってとても身近な税金なので、たった3%上がっただけでも普段買っている商品が高く感じたり、直接家計に響いたり...ということを実感していると思います。高額なものは増税前に買っておくべきなんて現象も、今では何だか懐かしいですよね。しかしそれとは反対に、消費税のしくみについてしっかりと知っている人は意外と少ないのも事実です。今回はそんな消費税のしくみについてご紹介します。

◎消費税は8%じゃなかった!?

現在消費税は8%ですが、正確に言うと8%ではなく6.3%と1.7%です。なぜ2つの数字が出てくるのかというと、実は消費税には2種類あり、その合計が8%なのです。2種類というのは、具体的に納める先が2つあるということです。普段何か買い物をしたりサービスを受ける際、自動的にかけられる消費税の納め先なんてあまり意識して考えることはありませんよね。しかし消費税のしくみを知るには、納め先や各パーセンテージも把握しておくことは大切です。

◎国税と地方税って何?

税金には大きく分けると納める先によって国税と地方税があるのを知っていますか?国に納める税金が国税で、例えば法人税や所得税などがあります。それに対し、都道府県や市区町村に納める税金が地方税で、例えば固定資産税や住民税などがあります。ところが消費税は、国と都道府県や市区町村のどちらにも納めることになっているのです。

◎自動的に2カ所に支払っていた!

税額は消費税(国税)が6.3%、地方消費税(地方税)が1.7%、その合計が8%ですが、私たちが支払っている8%の消費税は、自動的に6.3%分が国へ、1.7%分が都道府県や市区町村へ納められています。割合としては国の方が多いですが、消費税は国だけでなく都道府県や市区町村にとっても大切な財源になっているのですね。私たちは知らないうちにこの2つの消費税をまとめて「消費税」と呼んでいたのです。

※記事に含まれる法令等の情報は、記事作成時点のものとなります。法令等は随時変わる可能性がありますので、本記事を実務に生かされる際には最寄の税務署か税理士へ確認してください。

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