顧問契約中のお客様は、こちらよりお掛けください。担当部署直通です。クライアント様専用お問い合わせナビダイヤル042-313-8364

創業融資を起業に活かす

「創業計画書」の書き方~創業する事業に関する経験「技術・スキル・ノウハウ」

創業計画書には、創業しようとする事業に関する経験も記載することが重要です。
しかし、創業する事業の経験を聞かれるのは、なぜなのでしょうか。

金融機関は、なぜあなたがその事業を行わなければならないのか、なぜあなたでなければならないのか、その必然性を知りたいのです。
とくに日本政策金融公庫の「新創業融資」では、同様の業務に6年間以上携わったかどうかが、融資の要件にもなっています。
有利な条件での融資を引き出すためには、「これまでのあなたの経験・スキル・ノウハウ」を明確にアピールすることもとても重要な要素になるんですね。

◎創業計画書は履歴書?

就職活動を思い出してみてください。自分のスキルや経歴などを面接官に伝え、評価してもらえるように、履歴書にもさまざまな工夫をしたのではないでしょうか。
創業計画書も同じです。過去、あなたが携わってきた業務内容や実績、これから始める事業に関連sる経験やノウハウ、スキルをどれだけもっているか。その事業に対する強みを思う存分アピールすることが大切ですね。

◎自分の強みの見つけ方

①仕事を遂行するための技術力
技術とは、特許権などの知的財産はもちろん、壊れにくい、精密であるなど、他社より高品質な製品をつくれるか、他社より美しい商品がつくれるか。
つまり品質に関する能力も技術のひとつです。
モノづくりの現場では、既存の素材と新しい加工技術を組み合わせ、まったく新しいデザインを生み出し、消費者の心をとらえています。
「他の誰にも負けない技術」は本人さえその力に気づかないまま、埋もれていることもあるかもしれません。

②他者に真似のできないスキル
スキルとは、これまでの実務経験を通して、身につけてきた能力のこと。
たとえばコミュニケーション能力、営業力や交渉力、クロージング能力、ネットワークをつくる力、部下を管理する能力、情報収集能力、ITスキル、企画力やプレゼンテーション能力…
目には見えないけれど、他の誰にも真似することができない、あなた自身のスキルがきっとあるはずです。

③経験則の中で蓄積してきたノウハウ
これまでの積み重ね、試行錯誤の中で、取得または学習してきて経験値。
それがノウハウですね。
品質管理の方法、広告宣伝の知識、資金調達の方法、経営能力など、あなた独自の強みが活かせる分野です。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

0120-964-316