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「法認定」でグループを組む際のポイントとは?

前回は「法認定」申請の基本的な流れと特徴についてお伝えしました。法認定の中には「グループ・組合等の連携が必要」という特徴があるものもありましたね。今回は、こちらの連携のためにグループを組む際の、ポイントをご紹介します。

◎グループを組むことの難しさ

法認定に限ったことではありませんが、グループを組むのはなかなか難しさがあります。いわばパートナーや同志探しになりますので、目的や志が同じく、利害関係が一致して、さらに相性も良くなくては続きません。
また総論では合意していても、各論で細部まで合意する相手を見つけるのは至難の業となります。特に農商工連携など異業種連携では、企業の文化や取引慣行なども大きく違いますので、スタートは足並みが揃ったとしても、途中で思わぬ問題が発生するという可能性もあります。

◎グループを組む際のポイント

上記のようなトラブルを回避する上で、グループを組む際に下記のようなポイントがあります。
 ①ゴールを明確にする → 1年後、2年後等の具体的なビジョンを具体的にし、メンバー全員が同じイメージを思い浮かべられるようにします。
 ②ゴールを実現するために必要なことをリストアップする → ゴールに向かってどのように突き進むのか、そのためには何が必要なのかを明確にします。
 ③役割分担を決める → 誰がどんな役割を担い、何に対して責任を持つのかを明確にします。
 ④上記を明文化する → 法認定は長期戦になることもあります。いつでも初心やスタートに立ち返れるように明文化します。

◎チームプレーと捉える

上記のポイントを見ると、まるでサッカーなどのチームスポーツのようにも見えますね。ゴールを決めるという1つの明確な目的のために、どのような戦術を練って、どのポジションにどの選手を起用するのかを考える。チームプレーでは大切なことです。ですから、チームとして動くことを前提に、戦略的に行動することが重要となります。
なお、農商工等連携、地域商店街活性化は、申請前の行政によるサポートも充実しています。グループを組む困難を少しでも和らげてくれるかもしれませんので、利用してみるのもオススメです。

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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