記帳や給与計算など経理実務の基礎知識

経理のお仕事と基本の流れについて

「経理」の仕事とは、会社経営上の大切な情報を管理することが基本です。
「デスク上に経理資料を置いたまま席をはずさない」
「重要書類は金庫やカギのかかるキャビネットに保管する」など
ごく常識的なことですね。

経理の立場として口外してはならないのは、次の4点です。

①会社の財務状況
→お金がない、借り入れが必要かどうか、など
②会社の経営状況
→利益が出ている、赤字が多いかどうか、など
③取引先の情報
→会社名、取引先担当者名、住所、電話番号、取引先の財務状況、個人情報など
④社内の従業員の個人情報
→氏名、生年月日、家族構成、住所、電話番号、緊急連絡先、給与、給与振込口座、社内での健康診断の結果、保険加入状況など

会社内、電車やバス、外食や飲んでいる席など、人がたくさんいる場所では、経理関係のことは絶対に話してはいけません。
経理情報の入った社内パソコンの持ち出しも極力しないようにしましょう。
どうしても持ち出す必要があるときは、USBロックをかけるなど、セキュリティ対策は万全に行ってください。
また、会社を退職した後も、口外は禁物ですので注意してくださいね。

◎経理の仕事の流れをみてみましょう

①現金を管理する

●現金は常時、金庫で保管する
●出社したら、現金残高が前日の残高から変わっていないか確認する
●現金が足りなくなりそうなときは、早めに上司に報告し、預金から引き 出しておく
●従業員が物を買ってレシートを持ってきたら、レシートの金額を確認し、金庫からお金を渡す(経理が2人以上いる場合は、レシートの金額と渡したお金を一緒に確認してもらう)
●従業員が出張や接待、高額な買い物に行く前に、仮払いとしてお金を渡す
●仮払金の精算をする
●日々の売上が現金の場合、レジで売上を管理する
●現金出納帳に入金、出金の取引を記帳する
●金庫の現金を数えて金種評に記載し、現金出納帳の残高と一致しているか照合する

②預金へ入金されるもの、振り込むものを管理する

●預金は、通帳を記帳したもの、またはインターネットバンキングでプリントしたものを見て確認する
●入金は、当社が発行した請求書に記載した振込期日までに、相手の会社が請求額どおりに振込を行ってくれたかを確認する
●支払わなければいけない請求書が届いたら、支払い期日を確認し、期日に間に合うように振り込む
●従業員の給与や賞与の振込
●税金の納付
●通帳、請求書、振込票などをもとに、預金出納帳に記帳する
●通帳の日々の残高と預金出納帳の残高が一致しているのを確認する

③請求書(納品書)を発行し、取引先へ送る

④給与計算、賞与計算をする

※記事に含まれる情報は、記事作成時点のものとなります。

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